【ラズパイ】Raspberry Pi3 Model B+ 購入&初期セットアップ【入門】

夫です。

スマートホームのサーバー用にラズパイ(Raspberry Pi3 Model B+)を購入したので、OS(Raspbian)インストールからSSH接続有効化までの流れを記事にまとめました。

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購入

とりあえず初期セットアップだけ済ませるために以下を揃えました。

Rasberry Pi本体 + ケースセット

クリアケースがおもちゃ感あって良さそうだったので、以下の商品を購入しました。

ACアダプター + MicroUSBケーブル

以下の商品が1個余っている状態だったので、これを使用することにしました。

  2.5A以上推奨に対して2.4Aですが、問題はないと思います。MicroUSBケーブルも適当な余りを使用します。

microSDカード

ラズパイではmicroSDカードにOSをインストールして動かすのが一般的なようです。Raspberry Pi3以降のモデルではUSB ブートなども可能みたいですが、とりあえず今回は普通にmicroSDカードで動かすことにし、以下を購入しました。

 あとはモニタ、キーボード、PC、ネットーワーク環境があればセットアップは可能です。

商品到着・開封

ラズパイケースセットは、こんな箱に入っていました。

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中身は以下の通り。ラズパイ本体は最初からケースに格納されていました。

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ケースを開けて、付属のヒートシンクをCPUとLANコントローラに貼り付けます。f:id:daredemosmart:20180924204832j:plain

続いて、OSのインストールに進みます。

Raspbianインストール

OSは「Raspbian(ラズビアン)」をインストールすることにしました。RaspbianはラズパイのOSとしては最も定番なので、トラブったときに解決方法もネットで探しやすいと考えました。

Raspbianは「NOOBS(ヌーブス)」という専用のインストーラが公開されています。これをインストール対象のSDカードに保存し、ラズパイにセットして起動することでRaspibanをインストールできるようになります。

NOOBSダウンロード

まずはNOOBSをダウンロードするために、以下のURLにアクセスします。

www.raspberrypi.org

以下のようなダウンロード画面に移行するので、「NOOBS LITE」の「Download ZIP」を選択し、インストーラ「NOOBS_lite_v#_#.zip」をダウンロードします。

 

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ダウンロードしたインストーラを解凍すると以下のようなファイル・フォルダ構成になっていますので、全てSDカードに保存します。

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 インストール

上記手順で作成したSDカードをラズパイに装着します。

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MicorUSB端子にAC電源をつなぐとラズパイが起動し、インストーラ画面が表示されます。インストーラ「NOOBS LITE」はネットワーク経由でOSイメージをダウンロードしながらインストールを行うので、LANケーブルを接続していないと以下のような警告が表示されます。

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 LANケーブルを接続するかWifiに接続すると、インストール対象が選択できるようになります。一番上の「Raspbian (RECOMMENDED)」を選択して「インストール」を押下します。

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以下の警告が表示され、「はい」ボタンを押下するとインストールが開始します。

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インストールが完了すると以下のようなダイアログが表示されるので、OKボタンを押下します。

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再起動が始まり、以下のデスクトップ画面とダイアログが表示されます。ダイアログの指示に従って言語やパスワードの設定を行って下さい。

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SSH有効化

私の場合、ラズパイの主な用途はスマートホームのサーバなので、基本的にモニタは繋げず、別の作業用PCからSSH接続してCUIで操作するのがメインになります。RaspbianではデフォルトでSSHが無効となっているため、これを有効化します。

まず、画面上のアイコン一覧にある、黒い四角のアイコンをクリックするとコンソールが表示されます。

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コンソールで、以下のコマンドを実行するとSSHが有効化されます。

$ sudo touch /boot/ssh

パスワードを聞かれるので、OS起動時最初に設定したパスワードを入力してEnterキーを押下します。

また、IPアドレスだけでなくホスト名でアクセスできるよう、以下のコマンドでsambaもインストールしておきます。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install samba

これで再起動すると、WindowsPCなどからホスト名でSSH接続できるようになります。

例:Tera Termを使用したラズパイへのSSH接続

SSH接続の方法がわからない人向けに、Tera TermによるSSH接続の方法を記載します。

まず、以下のURLから日本語版Tera Termをダウンロード・インストールし、起動します。

ja.osdn.net

以下の画面が表示されるので、ホスト名に「raspberrypi」を入力し、サービスに「SSH」が選択されていることを確認してに「OK」ボタンを押下します。f:id:daredemosmart:20180924233859p:plain

ユーザ名はデフォルトで「pi」、パスワードは最初に設定したパスワードを入力し、「OK」ボタンを押下して下さい。

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 以下の画面が表示されればSSH接続成功です。

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まとめ

ラズパイを購入し、Raspbianをインストールしました。SSHも有効化し、別PCから操作できる設定にしました。これをスマートホームのサーバーとし、様々な機能を追加していきたいと思います。